るるぶ。
誰もが知っている旅行ガイドブック。
この夏、家族で北海道へ旅行することが決まり、夫が書店で購入してきた。
え、るるぶ買ってきたん?
ネットで色々見れるやん
と思ったのだが、久々に手にしたるるぶに懐かしさと本ならではの良さを感じた。
インターネットが普及する前は、旅行の情報収集といえばガイドブックだけだった。
子供の頃、旅行に行くことが決まれば、その土地のるるぶを母と本屋に買いに行った。
写真と文字がページいっぱい埋め尽くされ、これでもかというたくさんの情報が得られる。旅行前からあれこれ想像してわくわくしていた子供時代が思い出される。
あまり意識していなかったが、そういえば最近ガイドブックを買っていなかった。
最後に購入したのは15年前。新婚旅行でハワイに行った時だ。
それから毎年家族旅行でどこかしら出かけているが、ネットでの情報収集が当たり前になり、ガイドブックを買うということを忘れていた。
久しぶりに手にしたるるぶ。
今回夫が購入してきたのは、手のひらサイズのるるぶ。
超ちいサイズというらしい。
こんなサイズがあったんだ。持ち運び便利でなんだか可愛い。
小さいけれど中身は超充実。
まず地図。ネットでも地図は見られる。
しかしアラフォーにはこの紙の地図がしっくりくる。
路線図もある。公共交通機関での移動を考えているのでこれは有難い。
そしてグルメ、観光スポット、おみやげまで、すべて写真付きで欲しい情報がぎゅっと詰まっている。
ネットだと遠回りしてたどり着く情報に直行できる。そういう感覚だ。
そうか、ガイドブックはこんなに便利で充実しているんだ。
ネットが普及してもガイドブックを買う価値がまだまだ十分あると感じた。
ガイドブックという存在が、旅行に彩りを添える。
今後も旅に出るときは、るるぶを手にしたいと思う。